行けたら行く

関西人が苦手なのに関西9年目になってしまった人のブログです

やっぱり地元が嫌い2

もやもやすることがあるから書く

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このキャッチコピー、去年の三十路式と全く同じものだった・・・

その、三十路式というのがこちら⬇️

 

eat-meat-niku.hatenablog.com

 

このキャッチコピー

「仕事も増えた。

後輩もできた。

色々落ち着いた。

でも、たくさんのことを保留にしてきたんだ」

 

保留って言葉を辞書で調べると

「その場で決定せずに、止めておくこと」

 

三十路式っていう、10年に一度の節目のタイミングで

あえて「決定せずに、止めてきたこと」を語り合うってこと?

それを目的にした会なの?せっかくなんだから、未来をみる会にしようよ・・・。

と思ってクッソだせーコピーだなあと思った。

 

まあこれは私の主観で

苫小牧の人的には、過去を振り返るタイミングなのかもしれない。それはいい。

 

でもさ、20ー30歳で手に入れたことが

仕事、後輩以外を「色々」にくくってしまうのはあまりに、多様性がなさすぎる気がする。

 

例えば、早くにママになった子達からすると仕事や後輩よりも、大事なものを手に入れたりしているんじゃないのかなあ。それを「色々」で片付けるのは乱暴すぎる気がする。

 

私がママの立場だったら「あれ?もしや私ってこの会、およびじゃない?」ってならないかな。こういう公の文章で、誰かを排除したり、傷つけたりするのってどうなのかなって思っちゃう。

 

と地元の友達に言ったら

「これで傷ついているのは、あんただけだよ」と言われた。

 

もちろん、このコピーを作った人が、傷つけたり、排除する意思を持って作ったとは思ってないよ。ただ、その可能性まで考えないとダメだと思う。

 

「あたしおかあさんだから」騒動に近いものがあるけど

「いろんな見方があるのよね」で済まされることじゃないと思う。

リテラシーのある人しかいなかったら、「あたしおかあさんだから」も「いやいや、我慢することばっかじゃないっしょ笑」とか思えるけど

そういう人ばかりじゃない。「え、お母さんってそんなに我慢しなきゃなの」って思ってしまう人の可能性を考えることも、絶対必要。

 

苫小牧のお友達が「これで傷ついているのは、あんただけ」というなら

正直、私は仕事・後輩・その他色々でくくれるような仕事しかしていない10年だったから、排除されている側ではない。だから、いいでしょっていう問題でもない。

 

話が大きくなるけど、

女性の参政権にしたって、最初は「女性が政治から排除されている!」っていう考え方すらなかったと思う。

平塚雷鳥とかに対して、「いやいや排除されるって思ってるのあんただけだから。他の人、なんとも思ってないから。騒ぎすぎ」って思ってる人もいただろうし。

 

ってことを苫小牧の友達と話していて思った。

苫小牧にいると、やっぱり私は「なんか騒いでるうるさい人」なんだなと思った。

 

続けて、苫小牧の友達には「仕事、後輩、それ以外に何ならあんたは納得するの?」と聞かれた。苫小牧の30歳が共通で得ていることを三つになんか絞れるわけねーだろ!!!!

ちょうど良い言葉があるとしても、凡人が思いつくわけないから、こんなところで無理しなくていいよもう。(そこを死ぬ気で考えるのがコピーライターなんだろうけど、私はそういう才能あるわけない!)

というわけで、「三十路よ、語ろう」とか

そういう何をいってるわけでもないコピーでいいと思います。