やっぱり地元が嫌い2
もやもやすることがあるから書く
このキャッチコピー、去年の三十路式と全く同じものだった・・・
その、三十路式というのがこちら⬇️
このキャッチコピー
「仕事も増えた。
後輩もできた。
色々落ち着いた。
でも、たくさんのことを保留にしてきたんだ」
保留って言葉を辞書で調べると
「その場で決定せずに、止めておくこと」
三十路式っていう、10年に一度の節目のタイミングで
あえて「決定せずに、止めてきたこと」を語り合うってこと?
それを目的にした会なの?せっかくなんだから、未来をみる会にしようよ・・・。
と思ってクッソだせーコピーだなあと思った。
まあこれは私の主観で
苫小牧の人的には、過去を振り返るタイミングなのかもしれない。それはいい。
でもさ、20ー30歳で手に入れたことが
仕事、後輩以外を「色々」にくくってしまうのはあまりに、多様性がなさすぎる気がする。
例えば、早くにママになった子達からすると仕事や後輩よりも、大事なものを手に入れたりしているんじゃないのかなあ。それを「色々」で片付けるのは乱暴すぎる気がする。
私がママの立場だったら「あれ?もしや私ってこの会、およびじゃない?」ってならないかな。こういう公の文章で、誰かを排除したり、傷つけたりするのってどうなのかなって思っちゃう。
と地元の友達に言ったら
「これで傷ついているのは、あんただけだよ」と言われた。
もちろん、このコピーを作った人が、傷つけたり、排除する意思を持って作ったとは思ってないよ。ただ、その可能性まで考えないとダメだと思う。
「あたしおかあさんだから」騒動に近いものがあるけど
「いろんな見方があるのよね」で済まされることじゃないと思う。
リテラシーのある人しかいなかったら、「あたしおかあさんだから」も「いやいや、我慢することばっかじゃないっしょ笑」とか思えるけど
そういう人ばかりじゃない。「え、お母さんってそんなに我慢しなきゃなの」って思ってしまう人の可能性を考えることも、絶対必要。
苫小牧のお友達が「これで傷ついているのは、あんただけ」というなら
正直、私は仕事・後輩・その他色々でくくれるような仕事しかしていない10年だったから、排除されている側ではない。だから、いいでしょっていう問題でもない。
話が大きくなるけど、
女性の参政権にしたって、最初は「女性が政治から排除されている!」っていう考え方すらなかったと思う。
平塚雷鳥とかに対して、「いやいや排除されるって思ってるのあんただけだから。他の人、なんとも思ってないから。騒ぎすぎ」って思ってる人もいただろうし。
ってことを苫小牧の友達と話していて思った。
苫小牧にいると、やっぱり私は「なんか騒いでるうるさい人」なんだなと思った。
続けて、苫小牧の友達には「仕事、後輩、それ以外に何ならあんたは納得するの?」と聞かれた。苫小牧の30歳が共通で得ていることを三つになんか絞れるわけねーだろ!!!!
ちょうど良い言葉があるとしても、凡人が思いつくわけないから、こんなところで無理しなくていいよもう。(そこを死ぬ気で考えるのがコピーライターなんだろうけど、私はそういう才能あるわけない!)
というわけで、「三十路よ、語ろう」とか
そういう何をいってるわけでもないコピーでいいと思います。