お花畑なう
取材をするというのは、相手に憑依されることなんだと思う
相手を自分の中にとりこむ
「何でそう思ったの?」を繰り返して
思考回路を整理していくと、その人のことがわかるような気がする
もとい、その人に憑依されたような気持ちになる
その憑依の作業が
自分の思考と遠ければ遠いほど、神経を使う
簡単にいうと疲れる
でも、その分、自分の思考を飛び越えて、考えたこともなかった思考回路が繋がって、新しい価値観に出会う作業は超絶楽しいし
取材の醍醐味だと思う
逆に、思考の流れがわかる相手は
神経をつかわない分、楽だけど
私の中に変化がないから面白くない
そう思っていたのだけど
きょう、私が思う最強の人にであってしまった
思考回路は似ている
「こういうことに、エクスタシーを感じるんです」というのが全く一緒
超わかる
そして、その人のすごいところは
私よりも適切に思いを言語化してくれて、
さらに思考のもっと深くまで連れて行ってくれる
ああ、私が考えていたあれってこういうことだったのか!
こういう言い回しの方がオシャンだね!と
まあ平たくいうと、私は恋をした
もう2年ぶりくらいに心が動いた
仕事以外に関して面倒くさがりやなので、
人と会うのも、ご飯にいくのも、デートにいくのも死ぬほど面倒くさかったんだけど
それでもちゃんと心は動くんだな!!っとおったまげた
いつもは、取材中
①相手の話を聞き
②次の質問を考え
③全体の構成を練る
の3つを走らせている
頭がよろしくないので、基本的には3つのことでいっぱいいっぱい
なんだけど、今回の取材中
私は相手のことを「好き!」って思ってしまったので
この3つに加え
私はどう思われているんだろう?
自分をよく見せないと!
とか色んなことを考えて、とても疲れた
疲れたっていうか、仕事の①~③をとってもおろそかにしてしまった
こんなんで記事かけるんやろか