行けたら行く

関西人が苦手なのに関西9年目になってしまった人のブログです

仕事は楽しんでいいんだよ

入社2年目。忘れられない出来事がある。

突然、上司に

「お前は仕事が楽しいか?」と聞かれた。

「あ、楽しいです!」と答えたら「それはお前が仕事を舐めているからだ。仕事が楽しいわけない」と怒られた。

 

そうなのか。

 

この時の上司への質問の答えは「楽しくないです。大変です。でも頑張ります、だったんだなあ」と思ったのを覚えている。

 

まあこれがベースにあったせいで、「耐え難きを耐え、しのび難きをしのぶ」会社員生活だった。

 

大体が楽しくなかったし、苦痛だったし、これが何になるんだろう、と日々思っていた。だけど、そんなもんだと思ってた。

だから、たまに楽しそうに仕事をする後輩を見てると「仕事なめとんのか」と思ったり「楽しいことばっかりじゃないからね」って釘を刺したりしていた。

 

今年、入社10年目。

 

初めて希望部署への異動がかなって、毎日超楽しい。

やりたい仕事を中心に、そのための雑用、という感じ。

昔の私ならいうだろう。「お前仕事なめとんのか」「仕事はそんなもんじゃない」

 

でも、今の上司はいう。

「楽しいことを仕事にしたほうが、良いパフォーマンスができる。やりたくないことや苦手なことをやっても、平均点しかとれない。それならやらなくていい」。

 

ありえないでしょ。

やりたいことで、お金ももらうなんてあるんですか。

 

あるんです。あるんだよ。

好きなことだけしていいんだよ。

 

これって、2018年なら当たり前なのかもしれないけど

ずっと昭和の時代にいた私にはありえない価値観だった。(もう平成も終わるというのに!)だから後輩にも苦しい仕事を要求したし。

 

私はもうやりたい仕事しかしないし、後輩にも、同じようにやりたいことだけやらせてあげよう。