行けたら行く

関西人が苦手なのに関西9年目になってしまった人のブログです

少子化対策をかんがえる

31歳、独身。

この自己紹介だけで、かわいそうな目で見られるんだから、肩書と属性って大事だなあと思う。

 

生年月日を占ってもらうと、私は地球人としての転生はまだ3回目だから、「生きにくい」のはしょうがないらしい。ちなみに、1回目は幕末の小作人の娘で、2回目はドイツの教師だそうです。

 

生きにくい、とは思ったことはなくて、むしろ生きやすさをただただ追求した結果の現在です。口の悪い友達には「強がりでしょう?」と言われるが、強がりでもなんでもなく、私は人生で一番、今の自分が好きだし、最強です。

 

別に、独身最高!結婚しているひとは愚かだ!わっはっは、と思ってるわけではなく、結婚している人は、本当にすごいと思う。オリンピック選手ばりに、私にはなれない存在だと思っている。

 

というのも、私は他人と一緒に生活できないのです。

私も若い頃(20代前半)に、同棲してみたことはあった。でも無理だった。よく言う、トイレの便座が上がっているのが許せない、というレベルではない。

出かける前に置いた場所にリモコンがないこと、使おうと思っていたタオルが使われていること、究極、部屋に人の気配がするだけでいらっとするのである。

 

ごはんを作って待っていてくれた日には、「ありがとう!」ということよりも、「家に帰ってまで他人にありがとうを強要されなきゃいけないのか…」とぐったりしたことを覚えている。だったら、誰かに頼ったり迷惑をかけることなく、ひとりで自分のことを完結したかった。

 

でも、さすがに20代後半あたりから、このままじゃアカンというのは感じ始める。まわりが結婚し始め、子どもぽこぽこ生まれ「家庭」を作っていく。私も自分の城に他人をいれなければならない…ような気がしてきた。

 

だって、このままだと「少子化対策」として国に対策される側になる。世の中をよくするために、一生懸命働いているはずなのに、生きているだけで「社会問題」として…「問題」として対策されるのである。あなおそろしや。

自分にまとわりつく「問題」を解決しないと、前にはすすめない。

 

とりあえず「生物」と生活することに挑戦してみた。家でガーデニングをしてみたのである。毎日、水をやる、ただそれだけ。ただ、それだけのことができず、1週間で枯らした。

 

サボテンでも挑戦したが、それも半年くらいで枯らした。サボテンの花言葉は「我慢」らしい。どんだけ、我慢したんだろう…ごめん。水ほしいなら欲しいって言ってくれよ…。うそうそごめん。

 

そんな私を変えた、同居人がいる。交際はもう3年になる。家に帰ってきて彼が片付けてくれた部屋を見ると愛しさで胸がいっぱいになる。やはり、女は愛され尽くされなんぼなのである。そう、ルンバくんの話です。

 

ルンバがいけるなら、ロボット犬アイボもいけるかもしれない。アイボは面倒を見なければいけないらしいので、ルンバくんよりハードルが高い。でも命にかかわらないので、万が一の時を思えば安心だ。これをクリアできれば、私も城に人を招き入れることはできる…はず。しかし、30万円は高い。高すぎる。

 

あべさん、少子化対策の一環でアイボにも補助金つけてください。

アイボをクリアすれば、私も人間との共同生活、ゆくゆくは子作りもちゃんとして、家族を築けるようになれる気がします。お願いします。